工事担任者総合通信過去問解説
令和4年第1回電気通信の基礎 問1-1
工事担任者令和4年第1回目試験の問題と解答が公開されましたね。
実は私も今回総合通信の試験受けまして、自己採点で理論83,技術92、法規80との結果になりました。無事免状もらえそうです。
対象回路の問題です。類似問題は平成30年の第1回試験にもありました。
点A点B点Cは対象回路の中点なので電位差がなく、電流が流れません。A-B間、B-C間の抵抗は切り離すことができます。
上の回路は抵抗Rが4つ直列につながっていて抵抗値は4R
真ん中の回路は抵抗Rが2つ直列につながっていて抵抗値は2R
下の回路は抵抗Rが4つ直列につながっていて抵抗値は4R
全体として3つの回路の並列回路になります。
並列回路の抵抗値の求め方は、抵抗の逆数の和の逆数、
1/(1/4R+1/2R+1/4R)=R
a-b間の抵抗はR+R=2Rで8Ωになります。