工事担任者総合通信過去問解説
令和3年第2回電気通信の基礎 問1(1)
工事担任者の資格勉強してた時、「基礎」部分の問題解説してるサイトがあまりなかったような気がします。
自分は電気系の資格勉強たくさんしてきたのでそんなに苦手意識はなかったけれど、テキスト読んでも「これじゃわからんだろう」っていうような雑な解説しかしてなかったし。
「苦手意識はない」とはいえ使っていないとどんどん忘れて行ってしまうので、ボケ防止もかねて過去問解説などしてみたいと思います。
何分私も発展途上なので間違った解説などしていたらご容赦を。遠慮なく指摘していただけると助かります。
電気回路苦手な人は捨て問にしてる人も多いかも?配点大きいので少しあがいてみましょうか?
問題の回路図ちょっと書き換えてみます。
図中のaーd間には76Vの電圧がかかり、8Aの電流が流れています。
a-b間には3Ωx8A=24V(オームの法則)
c-d間には2Ωx8A=16V の電圧がかかっています。
b-c間は・・?
76V-24V-16V=36V です。
b-c間には上から下に36V電圧かかってますが(電位差とか考えるとほんとは違うけどここではそういうことにしておく)、R2のある右側の線路には逆向きの12Vの電源接続されてますので
36V-12V=24V
になります。
問題文よりR2のある線路を流れる電流は4Aですので、
R2=24V/4A=6Ω
答え③になります。
電流と抵抗が与えられたら掛けて電圧求めたりするとなんかヒラメクかもしれないですね。